日本紅斑熱の連続発生に伴う注意換起について

9月下旬から、佐賀中部保健福祉事務所館内で、日本紅斑熱の発生が4件ありました。

各事例に共通の行事はなく、山林や畑での除草など、屋外での作業中にダニ(マダニ類)に咬まれたことによる感染と思われます。

ダニに咬まれることで起こる感染症に,重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、つつが虫病、日本紅斑熱等がありますが、マダニ類やツツガムシ類等、草むらに生息しているダニに咬まれないことが重要です。

ダニによる感染症とは

ダニ(マダニ類やツツガムシ類)に咬まれることによって、感染症にかかることがあります。

次の感染症は、佐賀県で発生が確認されているものです。

重症熱性血小板減少症候群
(SFTS)

つつが虫病 日本紅斑熱

■病原体:SFTSウイルス
■病原体を持つダニ:マダニ類
■症状:発熱、消化器症状(下痢など)など
(重症化し死亡することも)

■病原体:つつが虫病リケッチア
■病原体を持つダニ:ツツガムシ類
■症状:発熱、発疹、リンパ節の腫れなど

■病原体:日本紅斑熱リケッチア
■病原体を持つダニ:マダニ類
■症状:高熱、発疹など

ダニ対策

草むらや藪など、ダニの生息する場所で活動する場合

1.長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、なるべく肌の露出を少なくしましょう。

2.服や靴の素材等は、白っぽい色で滑りやすい素材を選ぶと、ダニが付着しても発見しやすく、またマダニも付着しにくくなります。

3.首にかけるタオルや脱いだ上着などは直接地面に置いたり木にかけたりせず、できるだけバッグの中などにしまうようにしましょう。

草むらや藪など、ダニの生息する場所で活動した後は

1.服などにダニが付着している可能性があるため、車や自宅に入る前に服などをはたきましょう。

2.ダニに咬まれていないか確認してください。

ダニに咬まれたら

放置すると数日間以上吸着して吸血し続けますので、みつけたら早めに取り除くことが肝心です。
吸血中のマダニを無理に引き抜こうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあるので、できるだけ病院(皮膚科)で処置を受けてください。自分で取る場合には、先の細いピンセットを用い、できるだけ皮膚に近い部位でダニをつまみ、つぶさないように注意して取り除きます。取り損ねて一部が残ってしまった場合には、病院で取ってもらってください。
咬まれてからしばらくして(数日~2週間程度)発熱・発疹・消化器症状(下痢など)などの症状が出た場合には、早めに病院を受信し、ダニに咬まれたことを医師に告げてください。日本紅斑熱やつつが虫病には、有効な治療薬があります。
※ダニに咬まれても、痛みやかゆみはあまりなく、気づかないことが多いようです。
もし、ダニが生息する場所で活動した後、数日たってから発熱・発疹・消化器症状(下痢など)などの症状が現れた場合は、早めに病院を受診しましょう。

参考資料

ダニ感染症予防リーフレット(佐賀県)

「ダニ」にご注意ください(厚生労働省)

マダニ対策、今できること(国立感染症研究所)

問い合わせ

健康増進課 母子保健係

電話:0952-51-1234

アンケート

このページの内容は分かりやすかったですか?

      

このページは見つけやすかったですか?