ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行しています。予防対策をとり、感染しないように注意しましょう。
感染経路
人からの感染
(1)患者や便やおうと物から人の手などを介して二次感染する場合
(2)家庭や施設内などでの飛沫などにより感染する場合
食品からの感染
(1)感染した人が調理などをして汚染された食品を食べた場合
(2)ウイルスの蓄積した、加熱不十分な二枚貝などを食べた場合
予防対策
(1)食事前、トイレの後、調理前後は、石けんで手をよく洗い、温水による流水で十分に洗い流しましょう。アルコール消毒は、ノロウイルスにはあまり効果がないと言われているのでご注意ください。
(2)感染した人の便やおう吐物を適切に処理しましょう。
(3)加熱して食べる食材は中心部までしっかり加熱しましょう。まな板、包丁、食器、ふきんなどは使用後すぐ洗いましょう。熱湯(85度以上)で1分以上の加熱消毒が有効です。
おう吐物の処理方法
準備するもの
(1)使い捨てタオル、新聞紙、ペーパータオルなど (2)ビニール手袋
(3)マスク (4)ハイターやミルトンなどの塩素系漂白剤と水 (5)手洗い用の石けん
手順
(1)処理をする前に、マスク、使い捨て手袋等を着用します。
(2)おう吐物は、水でぬらした新聞紙等で外側から内側にむけて静かに拭き取ります。
(3)水で薄めた塩素系漂白剤をペーパータオル等に染み込ませて、できるだけ広い範囲を浸すように拭き取ります。
(4)ビニール袋におう吐物と拭き取った新聞紙等を入れ、口をしっかり縛ります。
(5)別のビニール袋に密閉して廃棄します。
手袋を脱いだ後は、かならず最後に石けんでよく手を洗ってください。
詳しくは、厚生労働省:ノロウイルスに関するQ&Aをご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/norovirus
問い合わせ: 健康増進課 母子保健係 0952-51-1234
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健康増進課 母子保健係電話:0952-51-1234