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この夏、一番心に残った言葉

今年は、戦後80年という節目の年を迎えたこともあり、8月に入ってからは、毎日のようにテレビや新聞において様々な特集が組まれました。そのどれもが大変興味深いものでしたが、この夏、私の心に一番強く残ったのは、「抑止はフィクション」という言葉でした。

これは、8月6日に行われた広島平和記念式典における湯崎英彦広島県知事のあいさつの中の言葉です。湯崎知事は、次のようにあいさつをされました。

「・・・(略)・・・このような世の中だからこそ、核抑止が益々重要だと声高に叫ぶ人達がいます。しかし本当にそうなのでしょうか。確かに、戦争をできるだけ防ぐために抑止の概念は必要なのかもしれません。一方で、歴史が証明するように、・・・(略)・・・力の均衡による抑止は繰り返し破られてきました。・・・(略)・・・なぜなら、抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念又は心理、つまりフィクションであり・・・」

抑止とは、「人が頭の中で考えた概念であり、フィクションなので、普遍の物理的真理とは異なる。そのため、歴史が証明するように、繰り返し破られてきた」という話でした。核保有に関して、私は普段、「なるほど!」と思うことは少ないのですが、今回の湯崎知事の言葉には、「なるほど!」と思いました。それは、「核戦争を起こしてはいけない。核爆弾を早く廃止して欲しい」という私の思いに一致するものだったからなのかもしれません。

「抑止」はフィクションであり、簡単に破られるものであることを理解し、私たちは行動することが大切であると思います。

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総務課 秘書広報係

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