農作業中の熱中症対策について
農作業中の熱中症による死亡者は、最高気温30℃を超える日が多い7~8月だけでなく、比較的農作業がしやすい3~6月においてもビニールハウス内等で熱中症による死亡事故が発生しております。近年のデータでは全国で、毎年約30名の方が農作業中の熱中症により死亡しております。地球温暖化の影響もあり、今後さらに増加する恐れがあるため、熱中症に対して正しい知識を身につけ、適切に予防することが大切になってきます。
熱中症対策の予防ポイントについて
①高温時の作業を極力避ける
・日中の気温が特に高い午後2時~3時の作業は避けて、なるべく早朝や夕方などで作業をしましょう。
②単独作業は、極力避ける
・なるべく2人以上で作業し、時間を決めて声をかけあったり、異常がないか確認しあうようにしましょう。
③こまめに休憩&水分補給しましょう
・涼しい日陰などで作業着を脱ぎ、体温を下げましょう。
・こまめに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
④熱中症対策アイテムの活用をしましょう
・帽子や空調服、ネッククーラーなどを活用して、熱中症のリスクを軽減するようにしましょう。
熱中症対策に関する資料について
農林水産省ホームページに、農作業中の熱中症予防対策の啓発資料が掲載されておりますので、ご確認ください。
農耕用車両等で道路を通行する際の注意点について
①農耕用車両等で田畑から公道へ出る際は、泥を落としてから走行するようにお願いします。
②道路に落ちた泥や土のかたまりは、走行者の通行の妨げになり、車の走行においても大変危険となるため、やむをえず道路を汚してしまった場合は、速やかに清掃をお願いします。
③「子どもを農機に乗せない」「近寄らせない」を徹底させましょう。
地域の交通安全と環境美化のために、ご理解とご協力をお願いします。
「稲わら、麦わら」の焼却をやめ、有効に活用しましょう!
稲わら、麦わらを焼却すると・・・以下のような問題が心配されます。
- 沿線道路の通行に対する支障
- 洗濯物の汚損の原因になるなど地域住民の生活に対する支障
- 地域住民の健康への被害
- 延焼による火災の恐れ
- この他、煙によるさまざまな影響など
稲わら、麦わらの有効活用法について
◎水稲、大豆
- 水田へのすき込みによる有機物の供給
◎果樹
- 敷わらによる地表面マルチ、マルチ栽培の緩衝資材
◎野菜
- すき込みによる有機物の供給、敷わらによる地表面マルチ
◎畜産
- 繁殖牛、飼育牛等の粗飼料としての利用
- 敷き料としての利用
◎その他
- たい肥の原料としての利用
麦わらの有効利用に関連するマニュアルについて
下記URLより閲覧できます。
問い合わせ
農林水産課 農業水産振興係電話:0952-37-0117