新型コロナウイルスの出現に伴い、感染防止の3つの基本である身体的距離の確保、マスクの着用、手洗いや、「3密(密集、密接、密閉)」を避ける等の「新しい生活様式」が求められています。熱中症は、職場や学校、スポーツ現場での発生だけでなく、夜間や屋内でも発生します。 また、子どもから高齢者まで幅広い年代で発生します。熱中症は、正しい知識を持つことで防ぐことができますので、一人ひとりが心がけ「新しい生活様式」における熱中症予防行動に努めましょう。
「新しい生活様式」をふまえた熱中症予防のポイント
暑さを避けましょう
・感染症予防のため、換気扇や窓開放によって換気を確保しつつ、エアコンの温度設定をこまめに調節する
・暑い日や時間帯は無理をしない
・涼しい服装にする
・急に暑くなった日等は特に注意する
適宜マスクをはずしましょう
・気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意
・屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずす
・マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとったうえで
適宜マスクをはずして休憩を
こまめに水分補給しましょう
・のどが渇く前に水分補給
・一日あたり1.2リットルを目安に
・大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
日ごろから健康管理しましょう
・日ごろから体温測定、健康チェック
・体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養
暑さに備えた体作りをしましょう
・暑くなり始めの時期から適度に運動を
・水分補給は忘れずに、無理のない範囲で
・「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる強度で毎日30分程度
「熱中症警戒アラート」を活用しましょう
「熱中症警戒アラート」とは
熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。令和3年4月下旬から全国を対象に、運用を開始しています。
発表の基準
・環境省が発表している全国の暑さ指数について、33以上になると予測される地点があるとき、発表します。
(※北海道、鹿児島県、沖縄県については、より細かい発表区分があり、全国は58に区分けされます。)
・発表は1日2回、前の日の夕方17時と、その日の朝5時に行います。
発表の後に、天候が変わっても、発表の追加や取り消しはありません。
発表の方法
熱中症警戒アラートの発表状況については、気象庁の発表する様々な気象情報と同様に、ニュースや天気予報等の多くの手段で知ることができます。
環境省や気象庁のサイトで、最新の状況を確認してください。
熱中症警戒アラートのメール配信サービスや、環境省公式アカウントによるLINE通知などもあります。
(参考)
「熱中症警戒アラート」発表時は徹底した予防行動をとりましょう
・外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。
・外での運動は、原則、中止か延期をしましょう。
・普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう。
・熱中症のリスクが高い方(高齢者、子ども、持病のある方、肥満の方、障害者等)に声かけをしましょう。
参考資料(外部リンク)
下記サイトにも暑さ指数や熱中症に関する情報が掲載されていますので参考にしましょう。
(参考)
厚生労働省ホームページ熱中症関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/
佐賀県のホームページ「熱中症にご注意ください」
問い合わせ
健康増進課 健康増進係電話:0952-51-1234